背後のお稲荷さんから現場を見下ろすと、高尾に住まうことの意味は瞭然という気がします。

というわけで、長閑な周辺の山並みを楽しむため檜の櫓をつくっています。
軒の高さが制限されているから、床の厚さを最小にするために、105×105ミリのヒノキの角材を連続して敷き並べて、前後からスチールロッドで引っ張って緊結させています。
ヒノキとはいえ、天井も床も仕上げが必要がないから、結果ローコストになりますし、無垢だから、階下の断熱や防音にもなります。
正直、仕上げ材ではないから床面には多少の不陸が生じると思いますが、骨太な浮づくりの櫓といったところでしょうか。

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