建築設計事務所の名前
よく知人の建築家から事務所名を変更した話を聞きます。
最初は自分の志にあった名称にしてみるものの、仕事上の連絡が増えていくなかで、とにかくひとことで簡単なほうがいいということがわかってきます。特に長い名前やカタカナ表記。
磯崎新アトリエに勤めていたとき、電話で名称をいうと、なんの会社ですかといわれて、磯崎新という建築家の設計事務所ですなんて説明することがありました。。。
ステューディオ2アーキテクツは、ロンドンにいたときに、菱谷と共同で設計コンペで賞を頂いたり、展覧会や雑誌用に、チーム名 STUDIO
2
ARCHITECTS があるとおさまりがよく、つけた名前です。英語圏ではとてもスムースでしたが。。。
電話で問い合わせするときのカタカナ名の説明。
「すてゅうでぃおとぅああきてくつう~のせっけいかんりで~」と地鎮祭での神主さんの祝詞。
聞き返され、間違われたりしているうちに、名前+建築設計事務所が簡単だとわかる。
で、二宮菱谷建築設計事務所はどうか。
「ニノミヤはカタカナの「ノ」は入らず、ヒシヤは「ミツビシ」の「ヒシ」に「タニ」。でもヒシタニじゃなくてヒシヤです。」
会社登録してからかれこれ10年以上。登録名に数字はつかえず、なんとステューディオ トゥ アーキテクツという表記になっています。
とはいえさまざまなところに名前を出していて簡単に変えられません。
そこでこれから初めて名乗るときには
「建築家のニノミヤヒロシです」
と言うことにしました。
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