書籍の企画会議
昨夕は昨年末出版した『家の図鑑』の第2弾の企画会議のため、乃木坂のエクスナレッジ社へ。
久しぶりにお会いした建築家の田島則行さん、彦根明さん、村山隆司さんと、編集者の三輪浩之さんとで、興味深い話はつきません。
編集や出版業界の話から、書籍の動向、企画の立て方、読者の目線、図面、イラスト、部品や構造、家電や家具のつまみまで。
住宅メーカーなどのアピールによって、ともすれば建築家は、スタイルや装飾に走って、機能や構造がおろそかだという印象を与えがちだが、現実は真逆で、居住性や耐久性、可変性や経済性をこそよく考えていることを示しながらも、かつ、美しい本であることを両立させること。
横綱のぶつかり稽古にも安心とかの〇〇〇工法による耐震性といった広告的なキャッチではなくて、実直に構造の技術や機能的なアイデア、ふだん見えない細かな配慮までを、わかりやすく、美しくアウトプットすることが本のテーマになるという確認をして、散会となりました。
編集会議後の彦根さんの定例?になっている六本木の天鳳の135ラーメンですが、今回は村山さんと田島さんも参加。
出掛けに母の庭(FLAT
A)を見上げるとウメが満開でした。
手入れのない庭も冬の葉の落ちた枝ぶりはわるくない。
右は50年目のモミジ。
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