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2012年12月21日 (金)

対であること

先日編集者の萩原詩子さんが担当されているWEB連載インタビューを受けました。

→建設技術者サイト【ConCom】書評記事

テーマは建築関係の方に向けて自分の影響を受けた本を3冊紹介するというもの。

書棚がその人の思考を~なんて言われるので、ちょっと緊張しましたが、後半は映画版「桐島部活やめるってよ」にまで話が及び、まさに聞くプロでもある萩原さんとの会話はとても楽しかったです。

さて、選んだ後にひとつ気づいたことは、コーリン・ロウとコルビュジェ、磯崎新と福田和也、村上春樹と柴田元幸というようにどれも「対」あるいは「組」であったこと。

対話することで生じる意外性。または文化や習慣、歴史や思想において、ふたつの強い力がぶつかったときに生まれる軋轢というものが、建築を考える上でもとても重要な視点だと思うからこそ、こういう選択になったのかもしれません。

多くのことを学んだ名著は多いけれど、それらの多くは、すでに今の世界のどまんなかにある。

それらをちょっとずつ揺さぶってずらしていくことが創るということだとすれば、その緒口のひとつが対であるという形式なのだという気がします。(二宮)

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