「住宅」鑑賞マニュアル
先週は建築家住宅の会の活動で新しい本の企画会議に出席。
建築家は田島さん村山さん彦根さん長谷川さん。
そこに建築知識の三輪さんとmosakiの大西さんと田中さんという今最もクリエイティブな編集者を加えた8人。
一般的な住宅指南本は、どちらかというと「家づくりはこうあるべし!」のような慣習や作法をテーマにしていて、一見説得力があるけれど、問題もあります。
たとえば、指南本を鵜呑みにすれば、狭い敷地で申し訳程度の20センチの庇や破風でも、つけることが正しいということになるのだけれど、現実には単なる装飾だったりするわけです。
また、玄関扉は家の風格だなんて書いてあるから、奇妙な縁取りのついた扉や神殿風飾り柱が、家の顔になっている。
つまり形骸化した住居の妄想が、分譲宅地のまちなみをつくっている。
だから、多様な世代や都市生活に向けて、もっと自由で現実的な視点から住まいづくりを触発する本があれば、これからの家づくりやまちなみにも有効ではないか。
じゃあどういう項目や事例があるのか?
来月の会議までに、各自20の事例やスケッチを用意することに。。。
mosakiのお二人は最近、「建築体操」という環境教育の活動がブームになって各地を走り回っておられます。
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