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男の兄弟がいる住宅のプロジェクトが3軒。
子供個室のレイアウトを考えていてクローゼットが気になり、
「男兄弟は洋服の貸し借りをするものなの?」
「学生の頃、兄が沢山服を持っていたのでたまに借りた。」(二宮)
「兄はスモーブなので貸し借りしません。」(スタッフ)
「スモーブって。。。グランジとかトラッドみたいな?」
「兄は相撲部、僕はボクシング部だったんで、体型がぜんぜん違うんです。」
私の友人には妹の服は自分のモノ、自分の服は自分のモノ、
というジャイアン系姉が多いけど・・・
朝のNHKニュースによると、
質屋でブランドバックを貸す商売が成立する時代ですから、
モノに固執しないでどんどん貸し借りするのもいいかもしれません。
写真は先日頂いたブランドクッキー・・・ゴールド色がGODIVAですね。
限りない情報から取捨選択の末、設計を依頼されることは大変光栄なことです。
ところがスケジュールの設定が極端に短くて依頼を受けられない残念なケースがあります。
小住宅でも、計画開始から引き渡しまで原則として最短でも一年かかります。
その後何十年も住んでゆくことを考えれば、数ヶ月の借家住まいをしてでも、
じっくり考える時間が大切です。建築家はもちろん住まい手も。
おまけ1:
昨日二宮往復のBGMはシャッフルの功罪。
スティーヴ・ライヒからウェザー・リポート行ってイ・ムジチ「四季」が出てきて爽やかな気持ちで乗り込もうとしたら到着直前、トム・ウェイツ「土曜日の夜」に!
仕事モードから一気に酒飲みモードになってしまったそうな。。。
ランチは先週と同じシクロにて豚角煮ごはん。。。
おまけ2:
菱谷中学高校の同級生が数名運営に参加しているネットショップがオープンしました。
日本未上陸アイテムなど要チェックです。
ぞくぞく入荷ということで期待しています!
先週金曜日に打合せした二世帯三世代住宅のB案。
週末に家族内会議が開かれ、階構成を含めた居室配置のアイデアに皆納得との連絡。
早速、細部の要望を考慮しながら案を展開するため、朝から事務所内会議。
「ただの収納かと思いきや階下の大空間へ繋がっている」
「スネークキューブを住人が分けてつかう」
「吉村順三の階段の蓋兼床板」
「アンネ・フランクを匿う本棚」
「クンストハルの回遊性」
「三次元の囲碁」
またまた意味不明のキーワードの羅列。
大家族の生活を建築の空間に解きほぐすための禅問答のような作業。。。
先週のことですが、札入りのスーツをクリーニングに出す愚行。
ひどく重苦しい気分もブログでぼやくまで回復しました。
最近シャワーで洗えるスーツのCMをみましたが、
スーツよりもジーパンでいきたい。。。
皆さんもお気をつけください。
夕方からの打合せ資料が午前中には整い、検討用に模型を50分の1で作り始めました。
建て主さんはやはり平面図主体で考えがちですが、建築家側は常に頭の中で3次元の空間を組み立てているのでそれを模型にしてみて議論を重ねよう・・・というわけです。
もっというと学生時代から、時間を含めて、4次元で考えること、
つまり「時空間」を建築する方法を延々教えられてきました。
現在手掛けているプロジェクトも時間によるアクティビティや環境の変化を考えています。
つまり1日という生活の時間から、100年のスパンで周辺環境をどう更新していくのか。
ただ、設計の打合せでこれをグラフィック化しても、
「なんのこっちゃ?」ですよね(笑)
その他:
来月初旬にBENTOの雑誌取材があるので、その時にお渡しできるように竣工図製本の準備。
テレビの取材原稿書き。
こちらもスケジュール確定したら告知します。
明日は二世帯三世代住宅の打合せなので、午前中はそのプランの詳細打合せ。
といっても、新しいパターンの階構成提案段階なのでまだデザインしていない部分は表現しないようにしたりとか、普遍性をもたせた表現にとどめよう・・・とか。
その後、溜まっていた相談メールへの返信。
午後は店舗併設住宅の内容打合せの予定です。
おまけ:息子が居ないとどんどん夜型になりそうでしたが、無事6時起きの生活に。
ロンドン時代には勢い乗ると朝までプロジェクトやって、起きるともう午後。
冬の3時にはもう薄暗く、夕暮れが早いなぁ・・・なんて頃もありました。
昨朝インフルエンザ騒動の中、息子は2泊3日の臨海学校へと出かけて行きました。
「なんで子供の荷造りが大変なんだ?」
という疑問もあったかと・・・
手持ちの服が少ないのでセレクト間違えると荷物を送った後、代えのズボンがなくなる危険があったのです。
「ぼくのズボンは楽天→2枚しかない→岩隈とマー君」
なんとか週末を乗り切りました。。。
残されたipodで昨日は映画サントラシリーズということで、パルプ・フィクションとジ・アドベンチャー・オブ・プリシラを聞きながら仕事をしていました。
本日は二宮が朝から現場なのでipodはそちらへ・・・
そういえば「プリシラ」のテレンス・スタンプは「テオレマ」と同一人物なんですよねぇ・・・
オーストラリア大陸の映像を久しぶりに見たくなりました!
すまいの話題で、本は沢山持っている派と、読んだら処分してしまう派と、あまり本は読まない派に分かれる。
私はそこそこ気に入ったもので再読の可能性あるものだけキープ。
それ以外は処分するか友人に回すか。
友人もそのタイプが多いので古本(特に海外サスペンス物の文庫)がたくさん回ってきます。
繰り返し半身浴でみる本に、東京の貧しげなすまいの風景を集めた
「TOKYO STYLE」都築響一・著 ちくま文庫
よくみると昔の知り合いの部屋だぁ・・・というカットもあったり(笑)
異常に本やCDを溜め込んでいたりして、昭和のキッチュを楽しめます。
いわゆるデザイナーズ住宅なんて虚構だと思う反面、これらもまた同様の虚構としてあるわけですが。
きのうの菱谷ブログに対してひとこと書かせてください。
I AM THE ARCHITECT.
ちょっと古いですが、北島康介選手のTシャツはなかなかキマってた。
めずらしく来客のない土曜日だったので、午前中は家事で半休・・・
午後はプロジェクト2~3つを比較検討しながら、
「どうしてこっちはうまくいっているのか??」
「このアイデアはじつはこっちに使える?」
などとりとめなく会話&現場からの電話に長応対→二宮
なれないFormZの操作を英語マニュアルで探すもの・・・
おまけ:
今週の読書→ニュースで経済状況の悪化によって職を失ったアメリカ人労働者の特集をやっていたので、久しぶりにレイモンド・カーヴァー全集を出してきて拾い読み。
内容をほとんど忘れていて楽しめるのは嬉しいことなのか?悲しいことなのか?
二宮は朝から鵠沼現場定例へ。
事務所内は明後日の打合わせに向けて1/50模型2個目制作したり、
新規事業参加依頼の対応や取材の日程調整、データシート記入。
そういえば、息子・来週の臨海学校に向けて大きい荷物は金曜日に持っていかなければなりません。
豚インフルエンザの影響で万一中止になったら荷物だけ行って帰ってくるなんていう間抜けなことに・・・
また新しい週の始まりです。
各プロジェクトの状況を事務所内で喋り倒して午前中終了。
息子の小学校PTA発行職員紹介号を見ると、「牛乳キャップ集め」「ローラースケート」「ガンダムプラモデル」などなど。
二宮「ザリガニかな・・・」 町田市
菱谷「フルーツバスケット、リリアン編み」 目黒区
またまた若者に聞いてみました→
「人の土地に勝手に入ってミステリーサークルをつくる」
青森出身者の遊びのスケールはちょっと凄い・・・
昨日の続き。
若いスタッフに聞いてみました。
将来家庭を持ったときに家づくりすると仮定して
「一番大事なことは何?」
「ひとつのスペースでありながら、各人が適度に私的な場を持つ関係。」
つまり、分断(パーティション)ではなくて、分節(アーティキュレート)すること。
nLDKとか何坪という概念ではなく、まったく新しい境界のありかたを考えるということ。
ミースでいうと「ファンズワース邸」
分室のすぐ傍にSTUDIO2が設計した「RIDGE」
事務所の研究テーマでもあるので、
二宮もにっこり。
ただし、ボキャブラリーを補足しすぎたかもしれない。。。(笑)
建主にとって一番難しいことは実は 「要望を決める」 ことかもしれません。
簡潔で、キッパリと、他人に縛られない、独自な、でも普遍的な・・・
あれもこれもと加えるだけなら誰でもできますが、現実の敷地や予算のなかで、なにが自分たちの生活にとって一番大事なことかを突き詰めることは、なかなか難しい。
とはいえ、要望そのものが、明快な建築を生みだすのだと思います。
「コンクリート打ちっぱなし・・・壁紙や装飾なんかいらない」
「公園に面した大きなテラスで食事したい・・・部屋を削っても外部を楽しみたい」
「洗濯物も布団も通りに面したバルコニーにばんばん干したい・・・近所に見られても関係ない」
自分が施主なら。。。
「ダイナミックな空間」 二宮
「迷宮のような場所」 菱谷
おまけ:
昨日Amazone.co.jpを見たら、あなたにお勧めの欄に村上春樹新作長編がでていて迷わず注文。
発売日までまだ20日以上あります。。。
朝から連休前の状況整理+連休中のメールやFAXの内容を事務所内で検討して共通認識に。
役割分担を決めて、菱谷は事務メール3通書いて、その後難物のFAX返答内容を検討することに・・・
スタッフは帰省するもののお見合いが待ち受けていたわけでもなく、土産話としてはちょっとツマラナイ。
おまけ:
4連休中のブログは4本中3本二宮が書きました。
食べてばかりといっても昨夕はプールに行ったので体重は大丈夫です!
昨晩「さよなら、愛しい人」レイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳を読み終えました。
マーローは朝から晩まで酒を飲み続け、翌朝にはブラックコーヒー4杯とやわらかくゆでた卵を食べる、といった毎日。
食べ物のことはぐだぐだ言わないのが男の美学と申しましょうか。
久しぶりに「パルプ・フィクション」クエンティン・タランティーノ監督脚本のシナリオ本を引っ張り出してきました。
オランダのハンバーガー店の話や5ドルのバニラシェーク。
果ては妻が買う場合と自分が買う場合のコーヒー豆の品質の違い。
意外にも東海林さだおと視点が同じことに気がついた。
「パルプ・フィクション」を見終えて「ワルになりたい!」と思ったように、
「さよなら、愛しい人」のあとは「酒が飲みたい!」という気分に。
とはいえ、飲まずにあっさり10時に寝てしまった健康的な休日だったのですが。。。
東海林さだおの連載を纏めた「~の丸かじり」シリーズを読み耽る小学生の息子。
長年いろんな食べ物の魅力を独特の言い回しでぶれることなく書き続けてるところがすごい。
ふと目にとめたページにあった「盛り合わせ」
天丼もおでんもちらし寿司も、お店の人がいろんな具をアレンジしてくれて、いちいちこまかな注文なしに、バランスのよい組み合わせが提供される魅力が書き連ねられています。
自分のことを書くと、焼肉よりスキヤキ。
天ぷらや寿司のおまかせコースが好き。
さらに居酒屋での食べ物のメニューは全部人任せにしたいほう。
板さんやバーテンにひとつづつこだわりのオーダーをするのが大人なのかという焦りも昔はあったのだけれど。
つまり。。。お任せしたらなにしてくれるの?みたいなのもひとつのおいしさだよなぁ。
ワインの薀蓄より、おいしいものならなんでもおいしく食べたい自分も、東海林氏のエッセイにはまりそうな休日だったりして。。。
今日の午後は旧知の方からご相談を受ける予定です。
スタッフは明日から4連休で帰省。
二宮は現場の担当者に「連休中に全部きめちゃうよ!」
と言い触れ回って自分を追い込んでいるそうな。。。
「さよなら、愛しい人」半分ぐらいまで読みました。
私立探偵と建築家の共通点
→ 電話(メール)一本で見ず知らずの方に会うこともある。
但し、マーローのようにいきなり「スコッチ&ソーダ」を出されることはない。
友人burokoさんのブログ「そこそこライフ 」ハワイ旅行記を読んでの感想。
ハワイに行って海はちょこっと見ただけなのね・・・
写真はハワイ土産コナコーヒー。
パッケージの色が渋い。
久しぶりにクアアイナのでっかいハンバーガー食べたくなった。
二宮、昨日現場に向かう車中でのBGMはイツァーク・パールマンだったそうです。
ブログネタに教えてね!と言っておいたので、いつものマライア・キャリーからかしこまったものに変えたのでしょうか?
その昔、ロンドンのバービカンセンターでのコンサートに行ったことを思い出しました。
現場での検査と打合せを終えた後計画打合せもして、約8時間連続で構造家久米さんと喋りっ放しだったので流石に疲れたようです。
久米さんもお疲れ様でした。
今日の午前中は地盤調査の見積依頼、GW前の設計作業分担など。
二宮は、昨晩話題に出たヌーベルとスタルクによる東京オペラハウスの幻のコンペ案を纏めた黄金色の作品集を引っ張り出してきてやや熱い雑談を始め・・・
おまけ:
菱谷は夕方小学校の個人面談です。
担任の先生は30代のかわいい女性で去年から持ち上がりです。
お隣のクラス担任は23歳男性でそちらのお母さん方は面談を前に盛り上がってるそうな?!
若さは何事にも替えがたい魅力???