グーグルマップの功罪
電話でリフォームまたは新築の相談をしたいとのお話をいただいたので、グーグルの航空写真とストリートビューを見て現地の状況を確認しました。
建物まわりのフェンスや植栽、屋根や壁の仕上げまで、いながらにしてわかってしまうので、時間をかけて遠方まで行かずともアドバイスができてしまうことに感心しています。
こういうのがあまりに進歩すると問題なのは、空が見えるように天井をガラス張りにしたバスルームのバスタブまで映っているようなこと!
昼間の写真だから幸いヌードはなし。
今、個人情報保護法によって、子供の小学校の連絡網すら作れない状況があります。
作文コンクールでの名前すら親の許可がないと文集に載せるができません。
そんなふうに不必要に過保護な運用がされている反面、空からも道からも、勝手に写真を撮られている(覗かれている)。
大好きだったテリー・ギリアムの映画「未来世紀ブラジル」で、近未来の行き過ぎた管理社会を笑っていたけれど、ある意味、現実になってしまったような気になります。
「ハズエニボディシーンアサムローリー?」
グーグルを見ながらあのサウンドトラックを久しぶりにかけてみました。
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