黄砂とオリンピック
オランダ人は洪水のことを言っていましたが、日本にも汚染された黄砂が降り注いで大変です。
黄砂と洪水は、隣国まで迷惑するから、これがほんとの風水。西の窓際に黄色いものでも飾りましょうだなんて、そんな呑気なものじゃないですけれど。
とはいえ、北京オリンピックはなんだかんだでまたまた仕事の妨げになりそうですねぇ。私は女子マラソン3人娘、二宮は平泳ぎの北島と重量挙げの三宅と女子サッカー澤がかなり好き。
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オランダ人は洪水のことを言っていましたが、日本にも汚染された黄砂が降り注いで大変です。
黄砂と洪水は、隣国まで迷惑するから、これがほんとの風水。西の窓際に黄色いものでも飾りましょうだなんて、そんな呑気なものじゃないですけれど。
とはいえ、北京オリンピックはなんだかんだでまたまた仕事の妨げになりそうですねぇ。私は女子マラソン3人娘、二宮は平泳ぎの北島と重量挙げの三宅と女子サッカー澤がかなり好き。
町内の商店街で夏祭りがありました。昔からここに来る的屋は本物の方たちなので、近所のこどもたちにとって、大興奮の体験のようです。
相変わらず、ローテクな射的とか真赤なリンゴ飴なんかの屋台ですが、こどもをおびき寄せるに十分な怪しい気配もしっかり継承されていて、奴等の財布の中身もしっかり空っぽになっていました。
歌舞伎や狂言と同じ伝統芸能なんですよね。文化庁は保護しないだろうけど。
洪水ハザードマップを見ながら地下室の検討をしていて、ふと思い出した話。
オランダ人の建築家夫婦の家で夕食をご馳走になり、美味しくデザートまでいただいた後、男性の方が酔いも手伝ってまくし立てたのです。
「ドイツ人っていうのは本当に勝手なんだ。自分たちの都合だけでライン川の治水工事をするから、下流のこっちはいつもそれに振りまわされている!」
「マーゴット・ウェディング」というDVDを借りました。「ハイ・フィデリティ」「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックが出演しているのが目に留まったので・・・ 日本で公開されなかったらしいんですが、なんとなんとびっくりするほどの傑作でした。
ロンドンに住んでいた頃は、とにかく沢山映画を見ていました。映画館も安いし、テレビでもフィルム100周年で垂れ流し状態でしたから、映画漬けのカウチポテトになるのは簡単です。
建築大学のAAスクールでは、夜の授業として!必見の名作を上映していました。建築にとって映画は必須のことばなのです。
英語字幕で見る小津映画にも、新たな発見がありましたが、一番印象的だったのはデビット・リンチのデビュー作「イレイザー・ヘッド」
建築家のデビュー作がそうあるべきように、荒削りで制作費も安いのだけれど、その後のリンチのエッセンスが全部詰まっています。いきなりそつがないのはたいていだめなんですね。
今朝でラジオ体操のスケジュール半分終了!
本来、夏休みでも早起きしてキチンと生活しましょう、という考えで行われているハズのものなのですが、夜型の私にはつらーい。完全に生活パターンがガタガタです。早く終わって欲しいなぁ・・・
二宮は高校時代、タラタラとラジオ体操第2をやっていたら、体育教師にいきなりドカーン!と突き飛ばされて、「ちゃんとできるくせにふざけんじゃねぇ!」と怒鳴られたそうです。まわりにいた級友たちも一瞬何が起こったのかと思ったらしい。
44年生きていて、そのときほど激しく飛ばされたのは後にも先にもそれっきりだそうで、本気で反省したそうです。。。
みかんが親友のしみちゃんと語る「服」の買い方。
「似合う服」と「着たい服」って微妙に違う。しかもなかなか見つからなかったり、買物に行く機会が少なかったりで、「出会い」も合わせると、ベン図の重なりはほんの僅か。みかんの場合はそれに「お金」が絡んで・・・
この話って住宅を借りたり、購入したり、建てたりする場合に似てますよね?
あ~ぁ。今日もプールに行きたいな・・・とつぶやく暑さでした。
新しいプロジェクトの構造設計は、いつもお願いしている構造家が「スケジュールがタイトで難しいかもしれない」と言っていたので「どなたに頼もうか?」と悩んでいました。
構造の偽装事件以降、建築基準法の無謀な変更に、工夫してよいものをつくろうという構造家こそが苦しめられている状況があります。
よい構造家は膨大な書類作成にとても忙しくなって受けられる物件が限られてくる反面、法の抜け道はいくらでもあるわけで、怪しげなマンションはかわらず建ち続けるでしょう。
今日、どーんと図面と模型を送ってスケジュール調整をお願いしましたところ、結局、設計を引き受けてもらえそうです。多謝。
音楽業界の建て主さんから「ジャイケル・マクソン投票依頼」のメールを頂きました。ジョン・ボビとか業界の方ってなんでも逆にするんですねぇ。
ジャイコーも今年で50才。私も年をとるはずです。世界各国(20カ国以上を予定)それぞれのベスト版を発売するための人気投票だそうです。お国柄が反映されるのか?あまり差がでなさそうに思うのは私のトーシロー感覚のせい?
住まいのグリーンで思い出したのですが、ロンドンのフラットやタウンハウスなどは建築の部分として窓辺やバルコニーにプランターを設置することが自然なふるまいになっていたりします。
勝手に置かれているんじゃなくて、あらかじめ想定されているのです。
以前旭硝子のホームページに書いたコラムにロンドンのアパートの話を紹介しました。話の内容はちょっと脱線してますが。。。
アパートもタウンハウスも、グリーンを個々人が楽しむことが他人をも楽しませるという関係に意識的で、建築家も生活の情景を想定することが上手だなと思います。
だから楽しい町並みもできるわけで、あらためてそういうことこそ、ちゃんと考えなきゃいけないと、住まい手の生活を拝見して思うわけです。
今日は二宮がひさしぶりにRIDGEを訪問しました。竣工したころに比べると庭の芝や植木も生え揃い、お家の中にもグリーンが増えて、最高に心地よい住まいになっていたそうです。
つい先日、取材で新しい写真を撮らせて頂いたGAPとTROLLEYもそうなのですが、皆さんこまめに観葉植物の手入れをされていていつも感心してしまいます。
RIDGEは奥様のご趣味で素敵な什器や小物もバランスよく設えられていて、ついつい色々手にとって眺めてしまいます。
ご主人は「引っ越してからは、外食したりするより、家で過ごすほうがずっと安らぐ」とおっしゃってくださったそうで、本当に嬉しいかぎりです。
時とともに住まい手の色に染まっていく過程をみると、スタイルを押しつけない空間づくりが大切だということを実感します。
自分のすまいは、さておき。。。
新潮文庫の百冊という文庫本フェアは私が物心ついたころからあります。
先日、小学校5年生の息子に「キッドナップ・ツアー」と「西の魔女が死んだ」の2冊を購入してみました。
「キッドナップ・ツアー」を息子が読んだ後から斜め読みしたら主人公の女の子が4歳の時にサンタさんがいないことを知った、と書いてありました。
昨年のクリスマスにまだサンタを信じていたのですが・・・気がついてしまったかな??
いまどきの子供はプレゼントをくれる便利なシステムって感覚で信じているんですけどね。
日影規制という法律があります。
第1種低層住居専用地域では、軒の高さが7mを超えると、隣地へ落す日影を制限するということで一見理屈にはあっています。
でも、たとえば個々の建物の形を日影規制でちょっとずつ削っていっても、結局全部の建物の日影を合計すると、1日中、日が当たらない場所ができます・・・
今日は、とある計画で、形をいろいろいじくりながら、日影図にあれこれ悪戦苦闘の末に、軒の高さを7m未満にして規制を受けないのが最良という結論に達しました。
とある書類を作成していて、建築士事務所登録の期限はあと1年余と気づきました。
来年の8月3日までに更新手続き忘れないようにここに書いておきます。
その書類は昨年から変更のあったところを赤で直す、というものでしたが、一点変更がありました。
菱谷→喫煙しない
二宮→喫煙する× 喫煙しない
やめて2ヶ月以上も経ってから急に吸いたくなって禁煙外来にいったら、「もうとっくに依存は無くなってますよ。よかったですね。」と言われたそうです。
禁断症状で苦しむからやめられないと勝手に思い込んでたわけで、それってブニュエル映画の「皆殺しの天使」みたい?
管理建築士資格習得講習の申込に行ってきました。
神奈川県では4日講習が予定されており、その中から1日選べるのですが、残り後2日しか空きがありませんでした。
さて、受付の入っている不老町の貸ビル1階にはRODEO DRIVEという質屋さんの店舗があり、かつては石田敏明さんデザインのファサードだったのですが、10年以上前でしたのでファサードデザインは変更されていました。
残念!
7月1日発売の「最高の建築家25人」エクスナレッジ社刊が昨日届きました。
STUDIO2はこちらで紹介されていたTROLLEYが掲載されています。
ザ・ハウスのHPでは建築主側と建築家側のコメントが併記されていますが、書籍版では建主さんの語りとしてまとめられています。
視点を1つに絞ったことで、建築家と家を建てるという選択をした人々の物語として読むことができます。
まだ家造りが具体化していない方にもお勧めの本です。
出版に際してご担当だったザ・ハウス佐々木理佳さんのブログはこちらです。